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変動金利は市場金利に連動して金利も変化するので、現在の低金利が続けば続くほど支払う金利も少なくて済みます。ただ、金利が大きく上昇してしまうと、あなたの毎月の支払額もそれに応じて上昇します。一方、固定金利はこのような金利上昇リスクを回避するために作られた方式なので、いくら金利が上昇しようともあなたの支払額に影響はありません。ただ、そのようなリスク込みなので、現在の市場金利より少し高めに設定されています。どちらを選ぶかは将来の金利動向をどう考えるか次第となります。そして、もっと重要なのは、あなたの人生のどの局面でお金が必要になるかをしっかりと想定することです。たとえば、子供がたくさんいてこれから教育費負担が重くなってくる家庭と、教育費を全く考えなくて良い家庭とでは、それぞれ選ぶべき金利方式は異なってきます。教育費負担が重くなるとわかっている家庭にとって、この先10年間の金利が固定されているという安心感は重要です。目先の金利に惑わされずに、それぞれのライフプランを考えてご検討ください。