住宅ローン

 住宅ローンでよくあるご質問

 審査に通らない理由を教えてくれない、なぜ?

 審査と名が付くものは外部から見ればブラックボックスになるのが常識です。「○○教授がノーベル賞を受賞しなかったのはなぜ?」などとノーベル財団に詰め寄ったところで、選考に漏れた理由など教えてくれません。住宅ローンに限らずカードローンやフリーローンの類でも、どれだけ電話口で詰め寄ったところで表向きには理由は教えてくれません。ただ、一部に例外もあります。金融機関は決して公に言わないし、ましてやホームページで説明することなど絶対にありませんが、有力な紹介者がいる場合は例外となります。最も一般的な紹介者はその金融機関のOBです。公然の秘密ですが、ローンには加点項目があります。紹介によってローンに申し込む場合であっても、支店の窓口では「審査をするのは本部の人間ですから」と言われます。あくまで公平にという建前ですが、紹介者は加点項目として本店の審査部へ申し送りされます。もちろんOBであれば誰でも良いというわけではありません。支店勤務しか経験のない元課長の紹介では大した加点にもならないでしょう。しかし、役員店舗の元支店長であるとか、元執行役員、あるいは、というレベルであればそれなりの加点となります。それで審査に落ちた場合には否決理由も聞いてくれます。身近にこのような紹介者の心当たりがある方は、そちら経由でお申し込みされたほうが良いでしょう。


 ちなみに、ローン審査のスコアリング項目にかつては申込者の学歴を含めていた金融機関もありました。「大卒」と「大学中退」、そして「高卒」では当然「大卒」に最も高いスコアが付きます。審査の過程を開示できない理由の一つにはこのような独自設定されたスコアリング項目の存在もあるといえます。もちろん、離職率の高い職業なども明確に低いスコアとして職業区別されます。これらも外部に公開すると角が立つ恐れがありますので、やはり金融機関としては公開するわけにもいきません。

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