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サラ金(消費者金融)を利用していると住宅ローンの審査に落ちてしまうのでしょうか。
消費者金融を利用しているというだけで住宅ローンの審査に落ちてしまうことはありません。ただ、銀行カードローンからの借金より、消費者金融からの借金のほうが心証が悪いです。また、延滞を繰り返していたり任意整理や個人再生、自己破産などブラックリスト入りされていれば、NGとなります。これは住宅ローンに限らず他のローンでも同じ話です。以前は過払い請求をしていればブラック扱い(いわゆるコード71）でしたが、現在は過払い請求をした履歴は信用情報機関に残らないのでご安心ください。その際、気をつけて欲しいのが、ご利用になられている消費者金融の系列です。たとえばアコムを相手に事故を起こしているなら、何十年経っても三菱UFJ銀行の住宅ローンに影響してくると考えるのが自然です。
住宅ローンをご検討中のお客さまが消費者金融を利用している場合、どの金融機関にも共通する基本的なマニュアルがあります。くわしくはこちらで説明していますが、住宅ローンを組んだ場合にその返済能力が十分あるか否かを判断するため、所得状況の推移、消費者金融も含めた他の負債状況、自己資金の状況を確認します。そして、問題がないようであれば、消費者金融の借入分を早期完済するように促します。本審査に入るまでに現在ご利用中の消費者金融を完済し、さらに解約しておくのがベストだと言えます。借換ローンの場合には、ローンを組んでから二、三年以内に消費者金融の借入を完済できるようなスケジュールが組まれやすいです。
