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ローン借り換え費用には「印紙代」「事務手数料」「保証料」「抵当権設定費用」などがありますが、これらを合計すると一般的には数十万円になります。もちろん返済期間や返済額など諸条件で多少は前後しますが、おおよそ数十万円というのが相場です。そして、十分な自己資金があるのなら、自己資金で支払ったほうが良いです。諸費用を借入額に算入すると借金の総額も増えますし、その追加算入された諸費用にも支払利息が生じます。ただ、「自己資金で支払えないから不利になる、なんだか嫌だな」などとお考えにならないようにお願いします。諸費用を借入に追加算入する場合でも、「残債1,000万円以上」「残り期間10年以上」「金利差1%以上」のうち二つに当てはまれば、数十万円程度の諸費用以上の借り換えメリットがあるというのが常識です。借入をお考えの場合、残高は1,000万円以上ある方がほとんどだと思います。そこに数十万円程度加わったとしても、大した差ではないということです。「自己資金があるなら使っておいたほうが良い」程度の問題です。借換ローンはトータルのメリットで考えましょう。