「アシストクレジット」はいつものホームページ系の詐欺ヤミ金で、詐欺の手口が少しだけ巧妙なのでくれぐれも騙されないように気をつけてください。以下、詐欺の手口と対処法となります。

アシストクレジットの仕掛ける融資保証金詐欺の手口

　まず、アシストクレジットに申し込んでしまうと、初回は1万円程度の少額融資で実際に貸し付けがあります。ここまでは通常の闇金業者と同じです。しかし、ここから先が違います。

　この初回の融資で信用させた申込者に対し、次は数十万円の融資を提案してきます。そして、この融資には「保証金を先払いする」という条件が付けられており、これがいわゆる「融資保証金詐欺」そのものとなります。

　この数十万円の融資をエサに保証金を奪い取るのがアシストクレジットの狙いなので、まんまと引っかかって保証金を振り込んだ人に対しては「保証金を追加していただけるのであればご融資できる金額も上がります」とそそのかし、追加でどんどん保証金を求めてきます。そして、これ以上は保証金をしぼり取れないとなると、音信不通になります。

騙し取られた保証金は取り戻せない

　このアシストクレジットについて気をつけていただきたいのは、1万円ほどの初回融資のトラブルに限ってであれば下記の専門家で解決可能です。初回融資に対しての返済が難しいという類の普通の闇金事案として、和解による解決はできます。

　しかし、そこから先の融資保証金詐欺に遭ってしまった場合は、解決が不可能です。この手の融資保証金詐欺についてはたとえ警察に駆け込んでもまずお金は返ってきません。

　つまり、この詐欺業者にはまず、申し込まないというのが鉄板の対処法であり、お金が必要であれば、最後の最後まで以下のような正規の登録貸金業者を選ぶのが、結局は間違いのない解決策となります。

貸金業法違反の典型のような融資案内

　そもそも、このアシストクレジットは結局は詐欺業者なので、貸金業法という法律を知りません。そのため、詐欺がどうのこうの以前の問題として、まずホームページを見ると一目で手を出すべきではない危険業者だとわかってしまいます。

　たとえば、今回この業者は「アシストクレジット」だの「ベストパートナークレジットアシスト」だのと名乗ってくるその融資案内メールやホームページの中で明白に融資の案内をおこなっていますが、貸金業法違反の電話番号が使用されています。さすがに今の時代にこれほどあからさまな違法業者に引っかかってはいけません。

　正規の消費者金融であるなら、融資勧誘に使われている電話番号は必ず金融庁の公開データベース上に存在します。融資の勧誘や宣伝、広告を行う際に利用可能な電話番号は、貸金業法によって事前登録済みの電話番号だけに規制されているからです。しかし、今回の電話番号「09021623230（090-2162-3230）」を金融庁が公開している登録貸金業者データベースで確認しようと検索しても、一切ありません。無登録のモグリ業者なのです。それなのに、本物の貸金業者気どりなのですから、お話になりません。

　危険ですので、絶対にコンタクトを取らないようにご注意願います。

正規の会社は駄目だったのでしょうか

　今回のような自称金融会社、つまりは詐欺ヤミ金について非常にもったいないと感じるのは、仮にちゃんとした登録のある正規の会社に申し込んでいたなら本当は意外とあっさり審査に通って借りられていたかもしれないのに、深く考えずにまんまと違法業者を頼って人生を棒に振ることです。これは非常にもったいないことです。本当にお金が入り用であるなら、やはり正規の会社を頼るに限ります。

　たとえば、知名度が高い銀行ゆえに敷居も高いと勘違いされているこちらの銀行ローンは、アルバイトやパートに派遣社員、契約社員の方々はもちろんのこと、実は収入源が年金のみである年金受給者の方々でも来店不要でご利用いただける非常によくできた商品となっています。さすが、資本金が軽く1兆円を超えるだけのことはあります。しかも、借入が10万円以下で借入利率が年8.1％を超えているなら、月々の返済が2,000円からでもOKです。今回のアシストクレジットのようにいつ行方知れずになるかもわからない危険な融資保証金詐欺業者と比べて一体どちらが融資体力がありそうでしょうか。

　あるいは、こちらの老舗ローン会社はこのご時世に「土日祝・夜間でも24時間お振込みOK」「最短18分でご融資可能」をも前面に打ち出すなど、実はその対応力には定評があります。

　最終的にどのような会社からお金を借りることになろうとも、必ず正規の会社だけを頼るようにしてください。本当はちゃんとした会社から借りられる可能性があるのに、安直に違法業者を選んでしまうなど人生の無駄遣いです。実は正規の融資会社から借りられる可能性があるのに、危険でトラブル必至とわかっている違法業者のほうばかり向いているなど、優先順位を見失っているとしか思えません。どうぞ一度きりの人生は大切になさってください。

「アシストクレジットの初回融資」に対する間違いない解決策

　ちなみにですが、もう「アシストクレジット」から初回融資されてしまったという方で、返済できるのか正直もう見通しが立たないという場合は、できれば早めに闇金融の専門家に無料相談して、返済ゼロ円にするという選択肢を真剣に考えてください。返済日に返済が間に合わずに周囲への取り立てが始まる前に手を打つのが、鉄板の解決策です。

　私の知る限り、現時点でもっともヤミ金トラブルに強く、実際にこの「アシストクレジット」の初回融資への対応・解決実績もあるのは、こちらの専門家になります（*保証金詐欺には対応していません）。毎月大量に闇金トラブルを解決している、まさにヤミ金のエキスパートです。早いと今から30分後にはもう取り立てを停止させて和解で手打ちさせるくらいの腕があります。

どうして先払い詐欺への申込みが駄目なのか

　今回のアシストクレジットに申し込んでしまうと、あなたの情報は「この程度の詐欺すら見抜けずに申し込んでくれたカモ」として、「カモリスト」で詐欺グループ間に共有されることになります。

　そしてさらに、もしアシストクレジットに先払いして振り込んでしまったなら、上述のとおり、騙し取られたお金はまず返ってきません。振り込み先の口座は十中八九、多重債務者などから騙し取ったような口座です。被害者から振り込まれたお金は振り込まれてから数十分以内にはATMで引き出されているので、皆さんの手元に返ってくることはまずありません。警察が異例の迅速さで摘発して口座を押さえたとしても、その頃にはお金はもうほとんど残っていないので、まず満額が返ってくることはありません。とても運が良いと、微々たる金額が数年後に返ってくるくらいです。

　肝心の融資が受けられないだけでなく、騙されて損して、「絶望」「後悔」「怒り」「落胆」のような色んな負の感情で心が疲弊し、しかも今後も詐欺のターゲットになるわけですから、申し込んでも何ひとつ良いことがありません。

違法業者への対応方法を間違ってはいけません

　すでにアシストクレジットに申し込んでしまい被害に遭っている方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ今はまだトラブルになっていなくとも、このような怪しい業者に手を出すと必ず将来的に後悔します。断言します。どれくらいお金に困っていたとしても、最後の最後まで正規の会社を頼るようにしてください。一見すると遠回りをしているように思えるかもしれませんが、結局はそれが損をしないで済む選択肢なのです。

アシストクレジットに対する口コミ・経験談をお待ちしています

　この詐欺業者「アシストクレジット」に対する口コミを引き続き募集しております。

　たとえば、「先払いさせるお金が保証料ではなく登録費という名目だった」や「自分のところに来たFAX番号は■■-▲▲▲▲-●●●●だった」、あるいは「自分が話した電話口の相手は女性だった」など、どのようなこまかなことでも結構ですので、ぜひ貴重なお話を共有させてください。