危険ヤミ金やソフト闇金や電話番号一覧とその解決方法です。口コミ情報をご確認の上、正しい対処法・解決策を取りましょう。

【ラッキー】【ソフト闇金の評判・口コミ】

 ソフト闇金を名乗っているラッキーという業者は、ホームページ内の説明がまったく信用できないいつものソフト闇金です。申込み者やその家族に非道なことを繰り返して逮捕されたアバロンのように、悪い評判が拡散されると次から次へと名前だけを変更して、別の新しい業者であるかのように装っているだけのよくある業者でもあります。このラッキーもじきに警察の摘発を受けることでしょう。そもそも、ラッキーは違法な金融業者ですので、絶対に個人情報を渡さないようにご注意願います。

普通の闇金よりソフト闇金のほうが危ない場合も

 ソフト闇金ではない普通の闇金融であれば、正規登録業者の住所や商号、そして登録番号を詐称して成りすましたり、あるいは実在しない架空の住所や登録番号を平然とホームページに記載したりと、あたかも正規の貸金業者である風に装います。ところが、このラッキーはみずから違法だと明言しているのでさらに注意が必要です

 つまり、申し込む人に対しては、「違法な存在だとわかって申し込んでるんだから、警察に駆け込めるわけないよね」という暗黙の強制があり、ますます弱い立場に置かれることになります。この手のソフトヤミ金にはまずもって、絶対に申し込まないようにしてください

 最近のソフトヤミ金はやたらと親しみやすいホームページを用意していますが、ホームページがどれほど親しみやすかろうと、その背後にいるのは危険な違法業者ということを忘れないようにしてください。招き猫の画像くらいで安心感を覚えてはいけません。

正規の会社は本当に駄目でしたか?

 ソフトヤミ金について本当にもったいないと感じるのは、もし正規登録されてある正規の会社へ申し込んでいたなら、実はすんなり審査に通って胸を張ってお金を借りられていたかもしれないのに、深く考えもせずに「怪しそうだけど、まあいっか」などと危険業者に手を出してしまい、その後の人生を棒に振ってしまうことです。これほどもったいないこともありません。お金が入り用であるなら、やはり正規の会社を頼るに限ります。

 たとえば、その知名度の高さゆえに敷居も高い金融機関と誤解されているこちらの銀行ローンは、アルバイトやパートに派遣社員、契約社員の方々はもちろんのこと、実は収入が年金だけである年金受給者の方々でも来店不要でご利用いただける実に行き届いた商品となっています。さすが、資本金が軽く1兆円を超えるだけのことはあります。しかも、借入10万円以内なら返済は月々2,000円でもOKです。いつ逃亡するかもわからぬような怪しい業者と比べて一体どちらが融資体力がありそうでしょうか。

 あるいは、こちらの老舗ローン会社はこのご時世に「最短18分でご融資可能」に「土日祝・夜間でも24時間お振込みOK」をも前面に打ち出すなど、実はその対応力には定評があります。

 きっと他にも候補はあることでしょう。それらの正規の会社をろくに試さずして安易に闇金に流れているとするなら、それは非常にもったいないことです。

 最終的にどちらの会社をご利用になろうとも、必ず正規の会社だけを頼るようにしてください。

ラッキーの利息は10日で2割を自称

 あくまでホームページでの説明によると、このラッキーの利息は十日で2割に手数料3,000円となっています。

 しかし、近ごろのソフト闇金がそこら中で問題を起こしているのでもうとっくにご存知の方もいるはずですが、ホームページ上に記載されてある利息とまったく異なる暴利を要求されることがザラとなっています。「実績が確認できるまでは一週間で10割」などと週倍で強要されることは、もはや珍しくなくなっているのです。

 それではと、キャンセルを申し出ると「解約料は7万円かかりますよ、このまま素直に一週間10割で借りたほうが良いんじゃないの」と押し切られてしまいます。個人情報をすっかり渡してしまっているので、どうにも逃げられないわけです。緊急連絡先をいくつも教えてしまった方などは要注意でしかありません。その緊急連絡先がすなわち、嫌がらせのターゲットそのものとなるからです。

 もちろん、それでも何とかしようとヤミ金対応専門の司法書士や弁護士先生に依頼をしても、そんなの一向に構わないとばかりに職場や親戚、近隣住民にまで嫌がらせ電話がかかったり消防車や救急車を呼ばれることもありますし、私自身が実際に知っている話ですと、ヤミ金融への対応を専門にしている司法書士事務所ですら、すべての電話回線がパンクさせられて業務ができなくなってしまい、そのヤミ金への対応から手を引いたこともあります

 正規業者ではなく違法金融であると自ら言い放っている集団ですから、どのような追い込みであっても平気でしかけてきます。

なぜ闇金を利用しては駄目なのか

 ソフト闇金に手を出すと、遅かれ早かれあなたの口座は強制凍結されて使えなくなってしまいます。場合によっては、今後の人生は口座を開設できないままとなってしまいます。なぜなら、あなたの口座は犯罪者と取引実績のある犯罪口座なってしまい、その口座の所有者であるあなたは反社会的勢力の立派な一員になるからです。

 ソフトヤミ金があなたの口座へお金を振り込んでくる送金元の口座は当然、ソフト闇金業者名義の口座ではありません。多重債務で行き詰まって違法業者に売り払われた口座の場合もあれば、返済のためにあなたの口座へ振り込んでいる他の多重債務者口座の場合もありますし、あるいは特殊詐欺で奪い取られた口座の場合もあります。どの場合にせよ、違法業者側からすれば結局は使い捨ての口座に過ぎません。

 銀行勤めをしたことがある人間にとっては常識なのですが、犯罪による収益の移転防止に関する法律(いわゆる「犯収法」)は改正のたびに厳格化の一途を辿っています。不特定多数の口座と頻繁にやり取りがなされているだけでも反社会的勢力との取引が疑われてモニタリング対象となり、犯収法の「疑わしい取引」としてクロ判定されれば、早ければモニタリング対象となったその日のうちに凍結されます。対応が遅れると今度は銀行が金融庁から怒られてしまうので、問答無用でまずは凍結で。違法金融のように他人名義の口座を使っていることが明らかな場合など、もうスピード凍結です。やり取りがある関連口座もひっくるめてまず凍結です。

 楽天銀行の大規模口座凍結騒動をまだ覚えていらっしゃるかたも多いことでしょう。あれも犯罪防止のための口座凍結でした。口座の不正利用に対する意識は年々高まっており、少しでも怪しい動きがあれば本当にすぐ凍結されてしまうのです。

 さらに付け加えるなら、違法業者に口座を渡してしまった方については、もう二度と銀行口座を作れないくらいの厳しい現実が待っています。犯罪組織に口座を渡しておきながら自分は被害者なのだから凍結解除して欲しいなどという非現実的な問い合わせを銀行にする方も中にはいますが、これは迷惑かつ時間の無駄なのでやめてください。このような主張は警察の方が相手でも通用しません。逆に手厳しく説教されることになります。

闇金は絶対NG

 すでにラッキーの被害に遭っている方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ今はまだトラブルになっていなくとも、このような危険な業者に手を出すと絶対に将来的に後悔します。断言します。どれだけお金に困っていようとも、とことんまで正規の金融会社を頼るよう心がけてください。一見すると遠回りをしているように思えるかもしれませんが、後でふり返った場合には、結局はそれが損をしないで済む選択肢なのです