【ABローン】【ヤミ金融の評判・口コミ】
ABローンはいつもの変わり映えのないヤミ金業者で、平日だろうが休日だろうが関係なしに頼みもしない融資案内の迷惑メールを何度も送りつけてくるうえに、それならと借入を申し込んでみても「本融資を実行したかったのですが、ほんの少しだけ実績が足りませんでした。しかし、何か担保代わりとなるものを預からせていただけるなら、即日融資も可能となっています」などと銀行の通帳やキャッシュカード、つまりは口座を暗証番号もろとも奪い取ろうとするような、マニュアル通りの特殊詐欺業者でもあります。貸金業者のふりをして使い捨てサイトをやみくもに量産しているだけで、もちろん法人登記などされていないただの自称株式会社にすぎません。そもそも、無登録で勝手に貸金業を名乗っている危険なモグリ業者ですので、絶対に騙されないように気をつけてください。
今回この業者のホームページ上に記載されてある住所は東京都渋谷区代々木1-43-7 2Fだったり東京都千代田区東神田1-10だったりとコロコロ変わっていますが、いずれにせよいつもと変わらず、これらの住所にABローンなど存在していませんでした。
また、正規の登録貸金業者であれば、融資案内を行うメールやホームページ上には例外なく貸金業登録番号が表記されてあります。融資の広告・宣伝や勧誘にあたっては貸金業法によって登録番号の記載が義務づけられているからです。ABローンからの融資案内メールやホームページにはその登録番号が一切ありません。これで正規の登録貸金業者気どりなのですから、お粗末そのものです。
何より、正規登録会社で現在ABローンという貸金業者など存在しません。
今回のようなヤミ金について非常にもったいないと思うのは、仮に正規登録されてある融資業者へ申し込んでいたなら本当はあっさり審査に通ってお金を借りられていたかもしれないのに、「聞いたことない会社だけど審査が甘そうだしすぐ借りられるに違いない」などと深く考えもせずまんまと闇金に手を出したがために人生を台無しにすることです。これは大変もったいないと言わざるを得ません。本当にお金がご入り用であるのなら、やはり正規の会社を頼るに限ります。
たとえば、その知名度の高さゆえに敷居も高い銀行と誤解を受けているこちらの銀行ローンは、アルバイトやパートに派遣社員、契約社員の方々はもちろんのこと、実は年金以外に収入源がない年金受給者の方々でも来店不要でご利用可能な非常によくできた商品となっています。さすが、資本金が軽く1兆円を超えるだけのことはあります。しかも、借入が10万円までなら返済は月々2,000円からでもOKです。いつ行方知れずになるかもわからない怪しい業者と一体どちらが融資体力がありそうでしょうか。
あるいは、こちらの老舗ローン会社は今のご時世に「土日祝・夜間でも24時間お振込みOK」や「最短18分でご融資可能」をも前面に打ち出すなど、実はその対応力は高く評価されています。
最終的にどこの会社をご利用になろうとも、必ず正規の会社だけを頼るようにしてください。まだちゃんとした会社で借りられる可能性がいくつか残されているのに、自ら進んで危険な業者へと向かうなど人生の無駄遣いとしか言えません。まだ本物の融資会社から借りられる可能性が残っているのに、危険でトラブル必至とわかっている違法業者のほうばかり向いているなど、優先順位を見失っているとしか思えません。どうぞ人生は大切になさってください。
ABローンへ申し込むことによって生じる携帯電話買取詐欺被害に押し貸し被害、口座奪い取りなどの被害回避は言うまでもないですが、正規金融会社からの借金であれば、時代とともに法改正があった場合、やがて想定外のまとまったお金が手元に返ってくる可能性すらあります。その代表例とも言えるのが、過払い利息でした。
正規業者から借金をしていた人たちは、もう借金をしていた時期から何年も経つのに過払い金が法的に認められ、支払った過払い分が一気に手元に返ってくることになりました。借金依存症が酷ければ酷いほど、より多くのお金が戻ってきています。一体どれほど取り返したと思いますか?
武富士のような大手消費者金融会社やアエルに栄光、NISグループに三和ファイナンス、丸和商事(ニコニコクレジット)などを倒産に追い込むほど、皆が一斉に取り戻せたのです。一人で100万円単位の過払いを取り返せるなどもはや当たり前の状況となったくらいです。
その一方で、闇金融業者に手を出していた人たちは、そもそも10日で1割や2割などの暴利がゆえに本当は過払い金はたっぷり存在するのに、100万円はおろかただの1円すら取り返すこともできず、この過払い金の高額返金ブームをただ指をくわえて眺めるだけで終わりました。突然100万円が戻ってくるのと何も戻ってこないのと、この違いは大きすぎます。皆さんはどちらの側にいたいでしょうか。
もちろん、たとえヤミ金が相手であっても、法的には過払い金を請求する権利はあります。しかし、それはただの机上の権利であって、絵に描いた餅に過ぎないのです。
住所すら堂々とデタラメな所在地をでっち上げ偽っているようなヤミ業者ですから、このABローンのようにどんなにしつこく融資メールを送りつけて小綺麗にホームページを整えていたとしても、身元が簡単には突き止められないように国外のサーバーを使っています。警察当局に捜査されることを恐れて、いつでも逃げ出せるように対策を取っているわけです。
また、非合法な取り立てや近隣住民・職場への嫌がらせも含め、あらゆる連絡は他人名義の携帯電話で行われます。お金を借りたがっている多重債務者から騙し取った携帯電話なのです。もちろん、すぐ凍結されて使い捨てられることになる銀行口座も当然に他人名義です。このような相手に対し、何年も経ってからその所在を突き止めるのは至難と言えます。たとえ運良く居場所を特定できて訴訟を起こせても、さて素直に判決に従うような輩でしょうか。
つまり、正規の会社をろくに試すことも申し込むこともせず、よく考えることもなく違法業者へと流れた人たちは、どこまでももったいない人生になってしまっているということです。
すでにABローンへ申し込んでしまって被害に遭っている方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ今の時点ではトラブルになっていなくとも、このような怪しい業者に手を出すと必ず将来的に後悔します。断言します。どんなにお金に困っていたとしても、とことん正規の会社を頼るようにしてください。一見すると遠回りをしているように思えるかもしれませんが、結局はそれが損をしないで済む選択肢なのです。