危険ヤミ金やソフト闇金や電話番号一覧とその解決方法です。口コミ情報をご確認の上、正しい対処法・解決策を取りましょう。

【株式会社ZIP(ジップ)】【ヤミ金融の口コミ評判】

 株式会社ZIP(ジップ)は使い回しデザインでおなじみのいつものヤミ金です。無登録で勝手に貸金業を名乗っている危ないモグリ業者ですので、この手の輩に引っかかって被害に遭わないよう気をつけてください。

詐称している住所と登録番号

 今回この業者が詐称した登録番号は都(1)32161、つまり東京都知事(1)第32161号ですが、いつもの通り、東京都知事(1)第32161号などはこの世に存在しない登録番号でした。騙されないようにしてください。

 また、ホームページ上で表記している住所は〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-19-12 コルティス大塚ビルですが、やはりいつも通り、この住所にZIPなど存在していませんでした。

 何より、正規登録会社で現在株式会社ZIPという貸金業者など存在しません

詐欺サイトご用達となる貸金業法違反の表現

 そもそも、ZIPのホームページを見ると一目で違法な業者だとわかってしまいます貸金業法によって厳しく禁じられている勧誘表現を普通に使っているからです。「他社で断られた方でもお力になれます!!」は言うにおよばず、「退職してしまって今は定職についていない」、つまり無職の方でもOKと謳っているなど、これらは詐欺業者専用と言っても良い表現なのです。この手の審査甘い系の言い回しは詐欺サイトでしか使われない完全に違法な表現なので是非覚えておいてください。

 貸金業法では「安易な借り入れを助長もしくは過度に強調する」表現での勧誘は固く禁じられているので、正規業者は厳格にルールを遵守しています。

 最近は違法金融の口コミサイトと称して他のヤミ金にダメ出しをしつつ、結局は自分たちがやっている別の闇金を審査の甘い正規業者と偽って薦める輩が実にたくさん現れています。しかし、審査の甘い消費者金融などと表記している時点で、詐欺サイトだと自ら告白してしまっているのです

 「審査が甘い」やその類の表現は、「信用してはいけないサイトの目印」とも言えます。この先もし「審査が甘い」と表記して別の業者を薦めるホームページにアクセスしてしまったなら、すぐにそのホームページから立ち去るようにしてください。ウイルス感染サイトより危険なホームページとなりますので。

正規の会社は本当に試しましたか

 闇金についてもっとももったいないと思えるのは、もし正規登録されてある会社へ申し込んでいたら本当は審査に通って借りられていたかもしれないのに、軽い気持ちで胡散臭い業者に手を出して人生を棒に振ってしまうことです。これは本当にもったいないと言わざるを得ません。お金が入り用であるなら、やはり正規の会社を頼るに限ります。

 たとえば、知名度が高い銀行のために敷居が高いと誤解されているこちらの銀行ローンは、アルバイトやパートに派遣社員、契約社員の方々はもちろんのこと、実は収入が年金だけである年金受給者の方々でも来店不要でご利用いただける優れた商品となっています。さすが、資本金が軽く1兆円を超えるだけのことはあります。しかも、借入10万円以内なら月々2,000円の返済でもOKです。いつ行方不明になるかもわからぬ怪しい業者と一体どちらが融資体力がありそうでしょうか。

 あるいは、こちらの老舗ローン会社はこのご時世に「最短18分でご融資可能」「土日祝・夜間でも24時間お振込みOK」をも前面に打ち出すなど、実はその対応力には定評があります。

 最終的にどこのどのような会社からお金を借りることになろうとも、必ず正規の会社だけを頼るようにしてください。

なぜヤミ金は利用しては駄目なのか

 ZIPへの申し込みで生じる携帯電話買取詐欺被害にキャッシュカード奪い取り被害、口座凍結などの被害回避は言うまでもないですが、正規金融からのまともな借入であれば、時代とともに法制度が変わった場合、ゆくゆくは思いもかけないまとまったお金が手元に返ってくる可能性すらあります。その代表例と言えるのが、過払い金でした。

 正規の登録会社から借金をしていた人たちは、もう利用を終えてから何年も経つのに過払い金が法的に認められ、支払った過払い分が全部手元に返ってくることになりました。多重債務者であればあるほど、より多くのお金が戻ってきています。一体どれほど取り返したと思いますか?


武富士などの大手消費者金融会社やアエルに丸和商事(ニコニコクレジット)、三和ファイナンスに栄光を倒産に追い込むほど、皆が一斉に取り戻せたのです

 その一方で、ヤミ金に手を出してしまっていた人たちは、その暴利がゆえに本当は過払い金はたっぷり存在するのに、ただの1円すらも取り返すこともできませんでした。正規金融から借金をしていた人たちが過払いで続々と取り戻している状況を、ただ指をくわえて眺めるだけで終わりました皆さんはどちらの側にいたいでしょうか

 もちろん、たとえ違法金融が相手であっても、法的には過払い金を請求する権利はあります。しかし、それは形式上の権利が存在するだけで、絵に描いた餅に過ぎないのです。

 住所すら偽っているようなヤミ業者ですから、このZIPのようにどんなに小綺麗にホームページを整えていたとしても、身元がわからないように海外サーバーを使っています警察当局による摘発を恐れて、いつでも逃亡できるように対策を取っているわけです。また、違法な取り立てや嫌がらせなども含めて、連絡手段は携帯電話買取詐欺で契約させた他人名義の携帯電話で行われますし、銀行口座も当然に他人名義です。このような相手に対し、何年も経ってからその所在を突き止めるのは非常に困難と言えます。たとえ運良く居場所を特定できて訴訟を起こせても、さて素直に判決に従うような輩でしょうか。

 つまり、正規の会社をろくに試すことも申し込むこともせず、深く考えることもなく違法業者へと流れた人たちは、どこまでも人生を損してしまっているということです

違法業者を利用すると絶対に後悔します

 すでにZIPの被害に遭っている方もいるかもしれませんが、今トラブルになっていなくとも、このような怪しい業者に手を出すと必ず将来的に後悔します。断言します。いくらお金に困っていたとしても、最後の最後まで正規の金融会社を頼るようにしてください。一見すると遠回りのように見えるかもしれませんが、結局はそれが損をしないで済む選択肢なのです