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【その学生ローン『キャンパス』は偽物で闇金ではないですか】口コミ評判

 本物の学生ローン業者であるキャンパスの名称を勝手に騙っている偽物が現れていますので、「本物に申し込んだつもりがヤミ金だった」という事態にならぬようご注意ください。
 私は高田馬場によく行くのでこのキャンパスの看板にも馴染みがあるのですが、学生ローン分野に偽物が登場して学生を食い物にしていることが残念でなりません。学生ローンに申し込んだつもりが闇金だったとなると、もはや社会に出る前から人生が終わったようなものです。くれぐれも引っかからないようにしてください。

電話番号以外すべて本物を名乗る

 本物のキャンパス自身がその公式ホームページ上で注意を促しているように、勝手に本物の「社名」「住所」「登録番号」を名乗った偽物が現れています。「電話番号以外はすべて本物を名乗り、本物の学生ローン業者であると誤認させた上で偽の電話番号へ誘導する」という手口になります。

 融資を申し込む側としては、一体どれが本物でどれが成りすましの闇金であるかを見極めるのは難しく思われるかもしれませんが、実は、本物の登録貸金業者が融資の勧誘や広告を行うには貸金業法によって事細かくルールが定められているので、偽物は簡単に見分けられます

 たとえば電話番号に関しては、あらかじめ金融庁に届け出をしていない電話番号を使って融資の勧誘をすることは貸金業法違反となりますので、本物の貸金業者は届け出ていない番号を使用しての広告や勧誘を行うなど絶対にしませんし、できません

 今回この偽物が使っている電話番号は「0367417715(03-6741-7715)」となりますが、当然、このような電話番号は金融庁の公開データベースを検索してもヒットしませんでした。絶対に引っかからないようにしてください。

 そして、本物のキャンパスが金融庁に届け出てある電話番号は上記の通り、

・0120874090(0120-874-090)
・0353303220(03-5330-3220)
・0353303222(03-5330-3222)

3件のみとなります。もしこの3件以外の電話番号から「キャンパス」と名乗って融資メールが送りつけられたなら、それらはすべて偽物で闇金融と断定して問題ありません。もし偽物かどうかご自身でよくわからないと感じたなら、GoogleやYahoo!で「学生ローン キャンパス 公式」や「ヤングローン キャンパス 公式」などで検索して一番上のページへ行くか、あるいは上記3件のいずれかへ確認を取ってください。これらの電話番号でつながる相手は間違いなく本物ですから、ご安心ください。

 なお、キャンパスが金融庁に届け出てある情報は下記の通りとなります。

株式会社キャンパス
大久保 直(オオクボ タダシ)代表
東京都知事(9)第14855号
日本貸金業協会会員第000225号
169-0075 東京都新宿区高田馬場4-9-10 鈴木ビル3階

・0120874090(0120-874-090)
・0353303220(03-5330-3220)
・0353303222(03-5330-3222)

本物のURLは「www.camp.co.jp

 また、最近の成りすまし業者はホームページのデザインも完全に本物のデザインをパクってきているので、見た目だけでは区別がつかないことが多く厄介です。たとえば、佐川急便やクロネコヤマトを装う偽ショートメールが社会問題化しているのでご存知の方もいらっしゃるはずですが、たとえ本物の会社に勤める社員であっても、そのデザインを見ただけでは本物か偽物かすぐに区別がつかないようなそっくりの偽物の存在が当たり前となっています。そのため、「以前キャンパスのホームページを見たから覚えてる、このデザインは本物だ」などとデザインを見て本物と判断するのは危険なのです。

 ホームページで本物か偽物かを判断する簡単な方法は、ホームページアドレスです。本物のホームページアドレス

・「camp.co.jp

・「www.camp.co.jp

となります。つまり、

・「http://www.camp.co.jp/lp/01/?

のように、後ろにどのような文字が続こうが、「camp.co.jp」というアドレスが本物のアドレスとなります。

 もしキャンパスに申し込もうとされている学生の方で、スマホやパソコンの画面上に「camp.co.jp」以外のアドレスが表示されている場合、すぐに申込みを中止してください。そして、やはりGoogleやYahoo!で「学生ローン キャンパス 公式」とでも検索して一番上にある「www.camp.co.jp」へとアクセスするか、

・0120874090(0120-874-090)
・0353303220(03-5330-3220)
・0353303222(03-5330-3222)

のいずれかへ確認をし、本物に申し込むようにしてください。

勧誘表現からも偽物とわかる

 さらに、「偽物か本物か」を見分けるポインに、勧誘表現があります。偽物の場合は、その文言を見ると一目で違法な業者だとわかってしまいます貸金業法で厳に禁じられている勧誘表現が堂々と使われているからです。

 たとえば、「18歳以上の学生の方なら誰でもご融資OK」「アミーゴやカレッヂでお断りされたブラックの方でも大歓迎!」「マルイで審査落ちした学生さんWelcome!」などの表現があれば、偽物です。なぜなら、これらは詐欺業者専用と言っても良い言い回しなのです。この手の審査が甘い系の言い回しは詐欺サイトでしか使われない完全に違法な表現となりますので、是非覚えておいてください。

 貸金業法では「安易な借り入れを助長もしくは過度に強調する」表現での勧誘は固く禁じられているので、正規の登録貸金業者は厳格にルールを遵守しています。たとえば、本物のキャンパスがその公式ホームページ上で「ブラックOK」「他社様で審査落ちの学生さんも大歓迎」などと謳うことは貸金業法で禁止されていますし、それがたとえ宣伝や広告のためのサイトであっても使用が禁じられています。

 他にも、「審査は甘い」「絶対借りられる」やその類の表現は、「信用してはいけないサイトの目印」とも言えます。この先もし「審査が甘い」「審査は柔軟」などと表記して何らかの融資業者を薦めるホームページにアクセスしてしまったなら、すぐにそのホームページから立ち去るようにしてください。そのようなサイトは信用できない詐欺ホームページであるのはもちろんのこと、下手をするとウイルス感染サイトより物騒なホームページとなりますので。

なぜ偽物はNGか

 偽物へ申し込むことで発生するキャンセル料詐欺被害に白ロム詐欺被害、押し貸し被害に口座凍結などの被害回避は言うまでもないですが、本物からのまともな借金であれば、時代とともに法制度が変わった場合、ゆくゆくは予想もしていなかったまとまったお金が手元に返ってくる可能性すらあります。その最たる例と言えるのが、過払い利息でした。

 正規金融からお金を借りていた人たちは、もう完済してから何年も経つのに過払い金が法的に認められ、支払った過払い分が手元に返ってくることになりました。多重債務であればあるほど、より多くのお金が戻ってきています。一体どれほど取り返したと思いますか?


武富士やアイフルなどの大手消費者金融会社や三和ファイナンスに栄光、ニコニコクレジット(丸和商事)にNISグループ、アエルを倒産に追い込むほど、皆が一斉に取り戻せたのです。一人でトータル1,000万円以上の過払い金を勝ち取った方々もいたくらいです。

 その一方で、偽物に引っかかったりヤミ金に手を出してしまっていた人たちは、そもそもトイチやトニ、トサンなどの違法金利がゆえに本当は過払い金が人一倍たっぷり存在するのにただの1円すら取り返すこともできず、この過払い金の高額返金ブームをただ指をくわえて眺めることしかできませんでした。この差は非常に大きいと言わざるを得ません。皆さんはどちらの側にいたいでしょうか

 もちろん、たとえ違法金融が相手であっても、法的には過払い金を請求する権利はあります。しかし、それはただ形式上の権利があるというだけで、絵に描いた餅なのです。

 住所すら当たり前のように本物に成りすましてあるだけの偽業者ですから、今回の偽物のようにどれだけしつこく「仮審査通過」などと迷惑メールを量産していようとも、簡単に身元がわからないようにしています。警察当局に摘発されることを恐れて、いつでも逃げおおせるように対策を講じているわけです

 違法な取り立てや嫌がらせなども含め、あらゆる連絡は他人名義の携帯電話で行われます。お金に切羽詰まった人たちを買取詐欺に陥れて騙し取った携帯電話です。もちろん、使い捨ての銀行口座も当然に他人名義です。このような相手に対し、何年も経ってからその所在を突き止めるのはほとんど不可能に近いと言わざるを得ません。たとえ運良く居場所を特定できて訴訟を起こせても、さて素直に判決に従うような輩でしょうか。

 つまり、本物かどうかをろくに確認しようともせず、よく考えずに違法な犯罪組織へと流れた人たちは、どこまでも人生を損してしまっているということです

偽物に引っかかってはいけません

 すでに偽物へ申し込んでしまって被害に遭っている方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえ今はトラブルになっていなくとも、このような怪しい業者に手を出すと必ず将来的に後悔します。断言します。どれほどお金に困っていたとしても、慌てずにちゃんと本物か否かを確認するようにしてください。一見すると面倒で時間がかかるように思えるかもしれませんが、結局はそれが損をしないで済む選択肢なのです