【城南信用金庫のカードローンをお考えの方へ】評判・口コミ
城南信用金庫といえば、一般には脱原発のイメージが強いかもしれません。しかし、信用金庫業界においてはれっきとしたメガ信金で、預金量は3兆5千億円を誇ります。下手な地方銀行よりも巨大な金融機関と言えるでしょう。
実は、城南信金は本当につい最近まで個人向けの無担保ローンを取り扱っていませんでした。城南信金といえばカードローンやフリーローンを扱っていないのが常識も常識だったので、たとえば駒沢支店(03-3414-3161)に問い合わせても当初は「申し訳ありません、当金庫は個人向け無担保ローンのお取り扱いはありません」などとスタッフの方すらその存在を知らなかったくらいです。
さてその知名度が皆無に等しい個人向け無担保ローンですが、
他の信用金庫同様に、城南信用金庫の営業エリア内に接点のある方を前提としたローンとなっている一方で、やはりあらかじめ何に使うのかその資金使途の詳細を提出する手間がかかるなど、一長一短な部分も垣間見ることができます。
城南信用金庫の無担保融資をお考えだった方の中には、もちろん城南信用金庫の商品が自分にぴったりだという方もいる一方で、実際には城南信用金庫より最適なの無担保融資商品が他にあるという方もいらっしゃるかもしれません。金利負担が発生する以上は、ローン商品のミスマッチは絶対に避けたいところです。
そこで、城南信用金庫を代表する無担保ローンについてその特徴を見つつ、他のお薦めローンもご案内できればと思います。
城南信用金庫の個人ローンの特徴
城南信用金庫のカードローンでポイントとなるのは、資金使途を確認できるまでおおよそのご融資利率すら完全に非公開となっている点です。
一般的なカードローンであれば「1.8&~14.6%」という具合に、申し込む前から金利帯が明らかになっているので安心感があります。しかし、城南信金は堅実経営の姿勢があらわれているかのように、一切非公開となっています。
駒沢支店に問い合わせて確認したところ、申込むにはまず借りたお金を何に使うのかをあらかじめ明らかにしなければならず、それから資金使途ごとに金利が設定されるとのことでした。あと、借金返済のためのお借り入れ、つまり「おまとめローン」としてのご利用はNGとのことでしたので、借換や一本化にはご利用できない点はご注意願います。
城南信用金庫以外の選択肢は?
さて、堅実経営の鑑とも言える城南信用金庫がその営業エリア内の方々にとってはきっと頼れる存在だろうことはお伝えできたかと思いますが、それでもなお、城南信金が自身にとってベストな商品であるのか、どこか他にも比較検討してみたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。そのような慎重型の方に、是非知っておいてもらいたいカードローンがあります。総資産がメガバンク筆頭である三菱UFJ銀行が直接発行するカードローン
『バンクイック』です。
バンクイックについては社会保険はもちろん国保の方でもお申し込みいただけますし、ご自宅や勤務先への書類の送付はありませんので、日本全国どこからでもネット上のやり取りだけで融資が受けられます。金利負担は年1.4%~年14.6%と、総資産メガバンク筆頭の体力も感じさせます。もし「城南信金の個人ローンだと資金使途をあらかじめ伝える必要があると知らなかった」「まずは体力あふれるメガバンクに申し込んでおきたい」とお感じの方には、こちらの銀行カードローンもお薦めいたします。
かたや地域限定の金融機関、かたや資本金ですら2兆円に迫ろうかという巨大銀行と、一見すると対極にあるかのような両者ですが、三菱UFJ銀行カードローンはその体力もあって城南信用金庫同様、非常に幅広い方々に利用されているカードローンです。
申し込んだことがないのは少しもったいないとも言えるカードローンですので、1つの選択肢としてお考えいただければと思います。
さいごに
重ねてになりますが、城南信用金庫は一見すると不便なローンを提供しているようでもありますが、地方銀行よりさらに地域に密着しているとも言える信用金庫ですので、一人一人の顔が見える経営をしないとなりません。大盤振る舞いで資金使途自由な融資をするのは、信用金庫にとってはふさわしくない姿勢とも言えます。不便そうに見えるローンはすなわち、堅実経営そのもの、「地域のために」そのものと言えるでしょう。