名古屋のライフクレジットは平成10年（1998年）設立の貸金業者で、不動産担保ローンが中心ながらも個人向けのフリーローンの取り扱いもあります。
　会社名ではなく屋号が「ライフクレジット」であり、運営母体は同じ住所に入居している平成土地開発株式会社という不動産会社なので、不動産担保ローンを得意にしているのも納得と言えます。

　東海3県密着型で着実に歴史を刻んできた頼れる存在である一方で、Web申込みができず電話申込みとなっているなど注意点もありますので、一長一短な部分も垣間見ることができます。

　ライフクレジットをご検討中だった方の中には、もちろんライフクレジットの商品が自分にぴったりだという方もいらっしゃる一方で、実際にはライフクレジットより最適なの融資商品が他にあるという方もいらっしゃるかもしれません。金利負担が発生する以上は、ローン商品のミスマッチは絶対に避けたいところです。

　そこで、ライフクレジットのフリーローンについてその特徴を見つつ、他のお薦めローンもご案内できればと思います。

ライフクレジットはヤミ金融？

　まず、ライフクレジットには一部で闇金という関連ワードがついて回っているようですが、これは以前ライフクレジットという同名の違法業者が存在したことが原因だと思われます。

　もちろん、この
ライフクレジットはれっきとした正規の金融会社ですのでご安心ください。金融庁にも次の通りに正規登録されてあります。

・ライフクレジット
大川 真二代表
愛知県知事(7)第03320号
日本貸金業協会会員第002032号
450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅四丁目17番18号 茗荷ビル3F
0120007515(0120-007-515)
0525515550(052-551-5550)
FAX 0525515656(052-551-5656)

個人向け無担保ローンの特徴

　ライフクレジットのフリーローンでポイントとなるのは、70歳の方でも融資対象になるという高めの年齢設定と、あとはホームページ上からの申込みができず、融資対象者が東海3県に限られることです。

　一般的なカードローンやフリーローンで70歳以下という上限設定は少数派と言えます。高齢者でお金がご入り用の方にとっては頼もしいに違いありません。

　ただ一方で、ホームページ上から申し込むことができませんし、フリーローンの商品内容には記載がないものの、融資対象者は実は愛知県・岐阜県・三重県の東海3県に限られます。近隣にお住まいの方やすでに東海3県を出てしまっている方にとっては少し残念に思えるかもしれません。もっとも、地域密着の金融会社で貸金業者で来店不要の全国展開となるとさらに数は少なくなりますから、そこまで求めるのは酷とも言えます。ライフクレジットは十分に立派な貸金業者ですので。

ライフクレジットと比較検討しても良いカードローンは？

　さて、ライフクレジットが東海3県の方々にとって頼れる存在だろうことはお伝えできたかと思いますが、それでもライフクレジットが自分にとってベストな選択肢なのか、他にも少し比較検討してみたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。そのような熟慮タイプの方に、是非知っておいてもらいたいカードローンがあります。メガバンクである三菱UFJ銀行が直接発行するカードローン
『バンクイック』です。ライフクレジットのような東海密着型の融資業者ではないものの、全国対応で定評のあるカードローンです。

　バンクイックは社会保険はもちろん国保の方でもお申し込みいただけますし、ご自宅や勤務先への書類の送付はありませんので、Web上からのやり取りだけで融資を受けることも可能です。金利負担は年1.4%～年14.6%と、総資産でメガバンク筆頭の体力も感じさせます。もし「ライフクレジットが東海3県限定の貸金業者だとは知らなかった」「まずは体力あふれるメガバンクに申し込んでおきたい」とお感じの方には、こちらの銀行カードローンもお薦めいたします。

　かたや地域限定の金融会社、かたや日本全国どこからでも来店不要かつ資本金が2兆円に迫ろうかという巨大銀行と、一見すると対極にあるかのような両者ですが、三菱UFJ銀行カードローンはその体力もあってライフクレジット同様、非常に幅広い方々に利用されているカードローンです。

　申し込んだことがないのは少しもったいないとも言えるカードローンですので、1つの選択肢としてお考えいただければと思います。

さいごに

　重ねてになりますが、ライフクレジットは地域限定ではあるものの、特に名古屋の不動産担保ローンには精通しているはずですので、フリーローンではなく不動産担保をお考えの方にとっては、きっと頼れる存在になってくれることでしょう。