はじめに

　ライオンズリースといえば、創業35年を超える愛知県の老舗消費者金融であり、名古屋駅近くで
自社ビルを構えています。私は名駅近辺にときどき足を運んでいるので、勝手に親近感を覚えていたりもします。

　企業マスコットらしきライオンが
ビルの屋上や

看板にもあしらわれているので、より親しみやすさが増しているのかもしれません。

　店舗はこの自社ビルだけですが、全国対応しています。

　ライオンズリースはその知名度のために、ヤミ金がライオンズリースの名前を騙って集客を図るほどでもありました。

　本物の企業概要は次の通りとなります。

・ライオンズリース株式会社（木俣仁志代表）
愛知県知事(12)第00595号
日本貸金業協会会員第002672号
450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅5丁目23番3号
0525811133(052-581-1133)
0525825566(052-582-5566)
0525827788(052-582-7788)
FAX 0525827787(052-582-7787)

ライオンズリースの商品

　ライオンズリースの商品は一つのみで、融資限度額は1万円～300万円で、貸付年率は実質年率15%～18%と、リスクを取りに行く貸金業者によく見られる高めの金利帯となっています。

　リスクを取りに行く姿勢はたとえば申込みフォームにも垣間見えており、

「これまでのご利用について該当のある方は選択して下さい（複数選択可）」として、

・現在延滞中
・過去に延滞あり
・過払い請求
・時効の援用
・自己破産
・任意整理（支払中）
・任意整理（支払完了）
・特定調停（支払中）
・特定調停（支払完了）
・民事再生（支払中）
・民事再生（支払完了）
・親族代払い
・差し押さえ

の選択肢が用意されています。

　今どき「親族代払い」という項目が用意されていることに、ライオンズリースの顧客層が透けて見えるようでもありますが、本当にしっかり細かく審査しているのでしょう。30年以上の長きにわたって営業できているだけのことはあります。

ライオンズリースに申し込む際の必要書類

　まず、融資額に関係なく必須なのが運転免許証、健康保険証、パスポート等の身分証明書となります。

　そして、ライオンズリースでのご希望融資額が50万円を超える場合、あるいはライオンズリースとその他貸金業者の合計借入額が100万円を超える場合には、収入証明書の提出が必要となります。

　収入証明書として認められるのは、源泉徴収票、所得証明書、給与明細書（直近2ヶ月分と1年分の賞与明細）などです。

ライオンズリースは在籍確認ある？

　在籍確認はあります。そもそも、ここは審査が否決でも電話連絡がありますので、そのつもりで申込んでください。

即日融資は可能？

　申込み状況にもよりますし、申し込む時間にもよります。基本的に午前中に申込みを済ませてないと、即日の入金は難しいとお考えください。

追加融資・増額はどのように申し込めば良い？

　追加融資・増額の手続きは、完済後の再融資と同じ手続きとなります。お申込みは電話かHP上の申込みフォームからおこない、住所や勤務先、電話番号等の変更点を確認後、再審査となります。

ライオンズリースは総量規制の対象？

　ライオンズリースでのお借入は総量規制の対象となります。総量規制というのは貸金業者に対する規制ですので、貸金業者であるライオンズリースは総量規制の対象となります。

　貸金業者であっても総量規制にひっかからない融資をおこなうことは可能ですが、ライオンズリースはそのような例外融資は取り扱っていないようです。

　総量規制の例外としてもっとも有名な融資は「顧客に一方的有利となる借換」つまりおまとめローンですが、貸金業法に基づくおまとめローンを提供している貸金業者は数えるほどしか存在しません。やはり手間もかかりますし、コストに見合わないのでしょう。

ライオンズリース以外の選択肢は？

　ライオンズリースが愛知県を拠点に歴史を刻んできた消費者金融であることは存分にお伝えできたと思いますが、それでもライオンズリースが無担保ローンのベストな選択肢なのか、他にもどこか比較検討してみたいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。そのようなじっくりタイプの方に、是非知っておいてもらいたいカードローンがあります。

　たとえば、三菱UFJ銀行が直接発行するカードローン
『バンクイック』は、アルバイトやパート勤めの方々、派遣社員の方々など、非常に幅広い方々がご利用いただける優れたカードローンとなっています。さすがは総資産メガバンク筆頭の三菱UFJ銀行だけのことはありますし、資本金が軽く1兆円を超える銀行の強さも感じます。

　ライオンズリースも幅広い方々にご利用いただきたいという姿勢が感じられますが、銀行ローンも銀行だからと決してお高くとまった取っつきにくいカードローンではなく、より幅広い方々にご利用いただきたいという趣旨で開発・運用されている商品です。

さいごに

　ということで、小粒でもピリリと辛い系の貸金業者であるライオンズリースは以上の通りとなります。あと10年や20年は軽く営業し続けそうな貸金業者にも思える、そんなライオンズリースでもあります。