東京都千代田区の麹町で貸金業を営んでいる株式会社テクノプロパティですが、貸金業法に違反して業務停止命令を受け、2017年（平成29年）の8月15日までは謹慎中となっています（現在は謹慎終了）。業務停止期間は実に40日間にも及んでいました。

　そんなテクノプロパティのご利用をお考えだった方の中には、もちろんテクノプロパティの不動産担保融資が自分にぴったりだとお考えの方もいらっしゃる一方で、実際にはテクノプロパティよりもっと最適な不動産担保ローン商品が他にあるかもと考える方もいらっしゃるかもしれません。金利負担が発生する以上、ローン商品のミスマッチは絶対に避けたいところです。

　そこで、テクノプロパティの不動産担保融資の他にもお薦めの不動産ローンをご案内できればと思います。

初めてではない業務停止処分

　実は、テクノプロパティは比較的若い会社であるのに、業務停止命令を受けるのは今回が初めてではありません。去年は2回も業務停止命令を受け、合計150日間の業務停止を命じられました。2016年（平成28年）3月28日に業務停止となった原因は貸金業務取扱主任者の設置違反で、同じく2016年11月15日に業務停止となった原因は帳簿の備付義務違反となっています。ちなみに、現在の業務停止は変更の届け出義務違反です。

　貸金業法は刑法ではないですし違反してもすぐ逮捕ということにはなりません。しかしながら、業務改善命令だけならともかくも、業務停止命令を2年続けて3回も頂戴するというのは、異例と言わざるを得ません。私の知る限り、このようなハイペースで業務停止命令を受けている貸金業者はテクノプロパティだけです。

テクノプロパティはヤミ金融？

　このような異例な状況になっていることから、あまり詳しくない人は「闇金なの？」と早合点するかもしれませんが、決して闇金融ではありません。金融庁のデータベースにも次の通りにちゃんと正規登録されてあります。

・株式会社テクノプロパティ
辻 祐一代表
東京都知事(4)第31079号
102-0083 東京都千代田区麹町3-5-17 晴花ビル4階
0120662761(0120-662-761)
0332343222(03-3234-3222)

　ただ、貸金業法に抵触した貸金業者だったことは否定できません。業務停止命令まで受けるくらいですから、少し脇が甘くなっているのでしょう。

少し気になる勧誘表現

　また、少し気になったのが、ホームページでの勧誘表現です。

「他社で断られたお客様へ」や「他社に断られたお客様もお気軽にご相談ください」という、少々あやうい文言があることも、誤解を招く原因となっているのかもしれません。

　一般的に、他社で断られた方へ呼びかける勧誘表現は、ヤミ金お得意の勧誘表現なのです。貸金業法では「安易な借り入れを助長もしくは過度に強調する」表現での勧誘は厳しく禁じられているので、たとえば不動産担保ローン大手のアサックスがそのホームページ上に「他社で断られたお客様へ」というメニューを設定することなど絶対にありません。

　些細なことに思えるかもしれませんが、これは正規業者と無登録業者とを分かつとても大きなポイントです。もちろんテクノプロパティはれっきとした正規業者ですが、こういう微妙な表現を使っているがためにおそらく損してるだろうなという気はしています。

テクノプロパティより強力なローンは？

　さて、テクノプロパティが2年連続3回目の業務停止命令を受けて謹慎中（現在は謹慎終了）なので、テクノプロパティより強力な商品をご提案できればと考えると、真っ先に思い浮かぶのが、不動産融資で30年以上の歴史を誇る
『日宝』です。

　日宝は50万円という小口から最大5億円までの融資に対応し、法人・個人を問わず資金使途が自由な不動産ローンを提供し続けています。また、審査・お申込みにおいて手数料は一切不要で、さらに日宝では申込みされたお客様情報の信用情報機関への登録も一切していません。信用情報機関への登録をしていないということは、申し込み履歴が他の不動産会社に知られることがないということです。30年以上にわたって支持を集めているだけのことはあります。

　もし、「テクノプロパティが業務停止処分を受けているような会社だったとは知らなかった」「まずは歴史ある会社から申し込んでおきたい」とお感じの方には、こちらの不動産担保ローンもお薦めいたします。

　まだ申し込んだことがないのは少しもったいないとも言える不動産ローンですので、1つの選択肢としてお考えいただければと思います。

不動産担保ローン以外なら

　不動産担保以外での資金調達であるなら、まず、無担保の事業用ローンの場合たとえば、5,000万円まで全国即日融資が可能なこちらのビジネスローンは来店不要で無担保ですし、こんなご時世に盛大に新規貸付キャンペーンを展開しており、融資拡大に力を入れています。さすが、たとえ赤字決算や税金滞納があっても融資可能なだけのことはあります。

　もちろん、こちらの会社は金融庁に正規登録されてある正真正銘の登録貸金業者ですし、来店不要で無担保とはいえ、ビジネスローンとなるので総量規制の対象外として現在のお借入残高に影響を受けない融資となります。

　あるいは、資金難になった緊急時であれば、融資ではないため請求書（債権）さえあればほぼ必ず資金調達できるファクタリングとして、こちらは500万円までなら最短3時間で入金という異例のスピード入金を誇ります。審査は債権の事実確認のみなので、入金額が1,000万円までなら即日対応です。しかも、500万円までは来店不要で入金可能なので、地方の事業主の方々からも重宝されています。手数料は1.5％～と手数料負担も非常に軽く特筆すべきですが、それより何よりやはり入金スピードに強いです。世の中には即日入金とPRしていても実際は何日か待たされる業者が多いなか、この業者は本物です。ここは相見積もりをしておかないと、もったいないです。

　やはりこれらについても、まだ申し込んだことがないとすればちょっともったいないと思える安心の商品ですので、どこにしようかまだ決めてらっしゃらなかったのなら、自信を持ってお薦めいたします。