すでに廃業済み

　2003年（平成15年）の2月から東京都中央区八重洲で貸金業を営んでいた東京八重洲クレジットですが、2010年6月17日をもって廃業済みなので、現在はお申し込みいただけません。当然、金融庁のデータベースを確認しても東京八重洲クレジットという登録業者は存在しません。仮に東京八重洲クレジットを自称する貸金業者が存在するなら、それは無登録の闇金業者ですのでご注意願います。

総量規制の影響か

　廃業の理由ですが、総量規制が影響していることは間違いありません。なぜなら、総量規制の完全施行は2010年6月18日からであるのに対し、東京八重洲クレジットが営業を停止したのがその前日にあたる6月17日だからです。通常、これがただの偶然であるとは考えられません。

　東京八重洲クレジットはおまとめローンや不動産担保ローンに注力しており、ホームページでは「失業・年収減の場合、その比率に応じて契約期間中は金利を引き下げます」と公言するなど、ギリギリを攻める経営をしていたので、総量規制の内容を精査して見切りをつけたのかもしれません。

　なお、廃業前の登録情報は次の通りとなります。

・株式会社 東京八重洲クレジット
許 善政代表
東京都知事(3)第27183号
日本貸金業協会会員第003829号
東京都中央区八重洲1丁目4-20 MTエステートビル2F
TEL 0352052880(03-5205-2880) / 0120101664(0120-101-664)
FAX 0352052882(03-5205-2882)

東京八重洲クレジット以外の選択肢は？

　さて、東京八重洲クレジットがとっくに廃業済みで申し込みできないので、東京八重洲クレジットをお考えだったかたに代わりとなる無担保融資をご提案できればと見渡すと、決して無視できないカードローンがあります。メガバンクである三菱UFJ銀行が直接発行するカードローン
『バンクイック』です。

　バンクイックは社会保険はもちろん国保の方でもお申し込みいただけますし、来店不要でインターネット上のやり取りだけでも融資が受けられます。東京八重洲クレジットと違って日本全国どこにお住まいの方でもご利用いただけます。金利負担は年1.4%～年14.6%と、総資産メガバンク筆頭の体力も感じさせます。もし「東京八重洲クレジットが廃業済みとは知らなかった」「たしかに体力あふれるメガバンクに申し込んでおきたい」とお感じの方には、こちらの銀行カードローンもお薦めいたします。

　かたや地域密着型だった貸金業者、かたや資本金が2兆円に迫ろうかという巨大銀行と、一見すると対極にあるかのような両者ですが、三菱UFJ銀行カードローンはその体力もあって非常に幅広い方々に利用されているカードローンです。

　まだ申し込んだことがないのは少しもったいないとも言えるカードローンですので、1つの選択肢としてお考えいただければと思います。