株式会社ファクトリーは迷惑メールとホームページで違法な融資の勧誘をしている、いつもおなじみのヤミ金業者です。融資を申し込むと「仮契約なのでまずは手数料を」だの「まずは契約保全金を」だのと求められる例の業者です。今回この業者が詐称した登録番号は「東京都知事(2)第21446号」ですが、この登録番号は既に抹消済みでもう日本には存在しない番号となります。日本で貸金業を営むためには、銀行免許がない限りは国(財務局)又は都道府県知事登録が必要となります。今回詐称された21446という数字は、国にも都道府県知事登録にも存在していません。まったくの詐称です。そもそも、仮に東京都知事登録で現在も21466が存在していた場合、東京都知事(2)ではなく東京都知事(5)になります。その点でも、やはり論外な詐称となっています。また、ホームページ上で表記されてある住所は「〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-9-18 小川ビル6F」となっていますが、もちろんこの住所にこの業者は存在していません。資本金は3億5000万円を自称しているものの、申込みページが主婦や学生御用達の無料フォームとなっているちぐはぐ感もいつも通りです。
このような犯罪を承知でやっている業者に個人情報を与えるのは、大変危険な行為です。銀行や銀行系の正規の会社へ申し込んで全滅したわけでもない方は、正規の会社をご検討願います。 |