株式会社富士はいつもの違法金融業者です。迷惑メールとホームページでの勧誘にも変化はありません。今回このヤミ金融業者がホームページ上で表記している住所は「〒105-0004 東京都港区新橋6-12-7 SDビル3F」ですが、いつもの通りこのSDビルに株式会社富士など入居していません。そして、この業者が今回詐称した登録番号は東京都知事(2)第33686号ですが、もちろんこちらも架空の登録番号となっています。変わり映えのない詐称パターンなのでどうしても同じ説明ばかりを繰り返すことになるのですが、貸金業登録番号は東京都知事の第00001号の次は第00002号、第00003号と前から順番に埋まっていきます。一番新しい番号でもまだ東京都知事(1)第31534号です。この株式会社富士とやらが詐称している東京都知事(2)第33686号は到底ありえない未来の番号となっています。さらに、ホームページはいつも正規業者のデザインを盗用しているのですが、今回は大手キャッシング会社のプロミスをそのまま盗用しています。 結局いつも同じことを書いているのですが、闇金といっても実際に貸すことはなく保証料目当てのワンパターンな業者に時間を費やすよりも、正規の業者を試したほうが近道です。闇金に申し込むだけ時間の無駄となります。この闇金融業者は借入診断と見せかけて電話番号の記入が必須となっています。借入診断をしたらそれは申し込んだも同然で勧誘を受けることになります。一方、たとえばメガバンクなら借入診断に電話番号など個人を特定する情報は一切不要で、何度借入診断をしようがあなたが誰であるかを知られることはありません。何度でもチェックできます。貸金業登録番号も住所も商品説明も全て虚偽の株式会社富士とやらと、資本金1兆円超のメガバンクと、どちらが借りられる可能性がありそうでしょうか。ただでさえお金に困っているときに違法業者とコンタクトを取るのは本当に時間の無駄です。余計なトラブルが増えて面倒ごとに頭が痛くなるだけです。困ったときほど正規の会社を頼ってください。
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