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住宅ローンの仮審査(事前審査)に合格したのに本審査に落ちることはあるのでしょうか。そもそも両者の違いは。
仮審査に合格して本審査に落ちる人もごくまれにいます。ただ、数%程度です。本審査と仮審査(事前審査)の違いは、あなたの情報を正式に信用情報機関に問い合わせて確認するか否かの違いです。あなたの現在の年収や勤続年数、居住年数などが申し分なくて仮審査に合格したとします。そして、本審査でたとえば三年前に破産していただとか、仮審査で隠しておいたカードローンなどの借金が発覚すると、非常に厳しい結果が待っています。住宅ローンの仮審査は本審査のつもりで正確な情報を担当の方に伝えてください。仮審査というのは審査基準の目安を確認できる数少ない貴重な機会です。そこで嘘をついて本審査で落ちて信用情報機関にしっかりと履歴を残してしまうのは最悪のパターンといえます。
仮審査を行わずに本審査のみで融資が行われることも珍しくありません。審査から融資実行までの期間を短縮させることは金融機関に共通する目標です。仮審査に合格して本審査で落ちる人がほとんどいない現状ですから、金融機関から見ればどちらも同じようなものです。仮審査を無駄と感じてしまう担当者がいても不思議ではありません。
