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住宅ローンは何千万円単位の借金ですので、近くのほうが安心という気持ちはよくわかります。ただ、一昔前なら確かに自宅近くの金融機関で組んだほうが手続きも便利でしたが、今ではそのような距離のメリット・デメリットはほとんどありません。むしろ、ただ距離が遠いからというだけで数百万円ほど安くなるはずの他社のローンを放棄するのはもったいないと思います。特に、借換ローンの場合は店舗に何度も足を運ぶ必要などありません。そもそも、最近の金融機関ならほとんどのATMも利用可能ですし、店舗に行かずとも土日も営業しているローンセンターを用意している金融機関もあります。
最近では住信SBIネット銀行のように余計な店舗を構えないことで徹底的に低金利を追求できた住宅ローン・借換ローンもあります。この銀行の場合には手続きはネットと郵送のみとなっていて、大変便利なためにすでに利用者は三万人を超えています。店舗にこだわらない時代を反映した人気といえます。